ドクター黒ひげのパソコン・コラム------------20

コンピュータ・ウィルスは恐い?
恐くない?



 結論を先に言うと「コンピュータウィルスは決して恐いものではない!」のです。実は、基本的なマナーを身につけ、さらにワクチンと駆除ソフトさえあれば、ほぼ安全なのです。
 パソコン初心者ではこのウィルスについての間違った先入観をお持ちのようです。「インターネットをやっていてウィルスが入るが恐いのですが」というご相談もよく受けます。
確かにコンピュータウィルス自体は恐いことです。企業ではそれこそ大問題になるでしょう。例えばウィルス発見と同時に、社内の数百台ものパソコンを即停止させ、ウィルス駆除作業に入るわけですが、時によっては、ハードディスクを初期化する段階から行う必要があったりするので、その時間と労力は相当な損失になります。幸い日本では大問題になったという話はあまり聞きませんが、本場アメリカなどでは企業に進入するウィルス対策に相当神経と費用を使っているようです。
 しかし、恐いといっても自宅で使うパソコンであれば、以下のような最低限の知識とワクチン(駆除ソフト)さえあればよいのです。
ウィルスにはそれこそいろんなタイプがあります。また、その及ぼす影響も千差万別です。
 ソフト(Windowsではファイルの拡張子がexeである実行ファイル)に入り込んでいて、そのソフトを開く(起動する)とファイルを削除したり壊したりする悪質なものもあれば、単にふざけた表示をするだけのものもあります。また、最近ではマクロ型といってExcelやWordで作成したファイルに忍び込んでいて発見されにくいので要注意です。データファイルに含まれているマクロも広い意味でソフトです。
 よく誤解されていることですが、インターネットでホームページを見ているだけでは通常ソフトは自分のパソコンには入ってきません。繰り返しますがウィルスはソフト(マクロも含む)に潜んでいるのです。ですから、データである音楽や画像などのファイルにはウィルスは絶対に含まれていないということです。
 もし、万が一ウィルスに感染したら(少なくとも市販の検出ソフトを起動させておく必要がありますが)、すぐに電源を切り、そして詳しい人に相談してください。日頃の心構えとしては次のことです。これで万全です。
1:出所の不確かなソフトや信頼のおけないホームページからソフトをダウンロード(自分のパソコンにコピーして持ってくること)してそのソフトを実行しないこと。
2:知らない人からきたメールに添付されているソフトやマクロ入りファイルを開かないこと。


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ドクター黒ひげのパソコン・コラム------------19

募集!パソコンの
出来る方は優遇



 良く見かける求人広告ですね。今や就職はもちろん、あらゆる分野のパート募集の条件として「パソコンが出来る」ということが求められています。ところで、それは具体的にはどういうを意味しているのでしょうか?また、求人する会社が必要としている本当に人材とは何なのでしょうか?
 パソコンが出来るということについては、企業や商店経営者が何を期待しているかによってそれに必要な知識や技量は違ってくるでしょう。しかし、一般的にパート募集では、単にワープロソフトで文字が打てればよいか、経理の数字だけを(数字キーだけで)打てればよいかではないでしょうか。つまりパソコンの詳しい知識などは必要ない場合がほとんどだと言えるでしょう。ですから、キーボードで字を打つことができる能力があるならば、改めて教室へ通ったりする必要はないと思います。
 ところが、パソコンで業務を任された場合に必要な知識は飛躍的に増えます。ファイルとフォルダーを自由に操れることは最低条件でしょう。さらにパソコンによる業務の効率化をしようと思うならば基本的なデータ処理技術(の考え方)が必要となってきます。
 この際、はっきり言ってしまいましょう。企業が欲しいのはパソコンができる人ではなく、いわゆる「頭のいい人」ということです。言い換えると、パソコンを素直に受け入れることのできる「頭のやわらかい人」なのです。採用にあたっては、資格などはやる気があるんだな、くらいな重きしかないかもしれません。パソコンはどんどん進化しているので薄っぺらな知識などはすぐに陳腐化するのですから。
 知っている知識と使える知識は明らかに違います。パソコン教室にある期間通ったとかある有名ソフトの資格を採った、情報処理資格を持っているなどというのはそれなりに評価されるべきものですが、それが実際の業務に活かされるかというとそれはまた別の問題です。例えば表計算ソフトのあらゆる機能を知っていてもそれぞれをどこでどのように適用してよいのかがわからないと何にもなりません。ということでパソコンの能力とは、ある意味で職人に通ずるところがあり、豊富な経験と実績がものを言うの世界なのです。パソコンの世界の進歩の速さと複雑さがそうさせているのかもしれません。その証拠に、パソコン教室やソフト会社の開業には、病院や飲食店、美容室などのように必要とされる免許も資格も何も必要ないのです。
 パソコンへの個人個人の適応には資質の問題もありますが、パソコンの仕事の質には様々なものがありますので、簡単なものからでも始められるというメリットがあります。


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ドクター黒ひげのパソコン・コラム------------18

パソコンの寿命って
どれくらい?



 今回は先月号のパソコンの買い方についての続編となるものです。よく質問されることなのですが、パソコンはどれくらいもつのかといった寿命に関することです。これには二通りの答えがあるでしょう。
 ひとつは、どれくらいの期間使い物になるのかということです。「パソコンはせいぜいもって2年」と言われたこともあります。確かに、数年ほど前まではパソコンの性能自体が現在のものに較べてまだまだ未熟でありそれはある程度正しいものでした。しかし、最近のパソコンというハードは日常の使用には十分な品質と能力を持っているように思われます。
 ところが、そんなパソコンを買い換える原因を作っているのはどちらかというとソフトの方なのです。ハードの進歩に伴ってソフトはますます巨大化してきていますし、重たい処理もどんどん取り入れてられています。それはパソコンの性能アップに伴いソフトが重厚長大化してきているからです。(もちろん、ソフト自体の進化の分もありますが)ソフトがパソコンの高速性とメモリーやハードディスク容量を必要としているとも言えるのです。(実際今年7月のMS-Office2000の発売によってこれらのハードの需要が増えることになりました。)
 さて、常に最新の技術を手に入れ試してみたい御仁については何も言いません。しかしどんどん出てくるテクノロジーを追い続けるためには、毎年のようにパソコンを買いつづける資金力と忍耐が必要でしょう。しかし、私も含め大多数のパソコン使いの皆さんには、パソコンは日ごろの仕事や趣味のための道具であるはずですから、そんな無責任なことは言いません。まだ十分に乗れる車を数年おきに買い換える若者は別として、車は壊れるまで乗りつぶすもの、という考えと同じことを私は支持します。
 パソコンも同様です。現在Windows95が動作するパソコンで主にワープロや表計算を使っている人は、必ずしも新しいパソコンに買い換える必要はないとアドバイスしましょう。動きは確かに最新のものに比べると遅いのですが、それさえ我慢すれば機能としてできることはほぼ同じですので何の不都合もないはずです。
 さて、もうひとつのパソコンの寿命に関する質問は、本当にいつ壊れるかというものです。パソコンはある面では家電製品と言えますので、一般的には寿命はテレビやビデオと同じかもしれません。が、パソコンの使用時間の短さや可動部品の少なさからは一般の家電製品よりも長寿命だとも言えるでしょう。壊れるとしたら、フロッピードライブでしょう。(使用頻度とタバコの煙に依存します)マウスは、半年ないし1年に一回は内部を掃除すれば長持ちします。


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ドクター黒ひげのパソコン・コラム------------17

パソコンの正しい
買い方について



 今回はパソコンの買い方(基礎知識と心構え)について考えてみましょう。 企業の導入には待ったがかかるこのご時勢ですが個人購入(特に初心者の1台目)については伸びているのではと思います。
 何度もここで書いていますが、パソコンには、Windowsパソコン(IBM互換機)とMacintoshの2種類しかありません。ですから家電製品と違って、購入に関しての選択基準は極端に言うと購入価格のみなのです。にも関わらず、相変わらずテレビCMやパソコン雑誌などで各社が競って宣伝していることに私は少々疑問を感じます。
 「すべてのパソコンは、(Macを除いて)本質的に同じなのに何を言いたくて宣伝するの? 結局、値段とデザインでしょう!」
 ちなみに最近見かけるインターネットボタンですが、そんなことで他社製品と差別化しようとすることは邪道のような気がします。別にそのボタンがついたからといって煩わしいインターネット入会やパソコンの設定が簡単になるわけではないのです。初心者が誤解を招くようなコマーシャルですね。
 さて、繰り返しますがパソコン選びの判断基準は第一に値段!、そして見た目のデザインでしょう。次には中に入っているソフトに気を付けて下さい。自分に必要なソフトが入っていますか?割高になりますが、ソフトはパソコンとは別に買うことが出来ます。初心者にはメーカーや販売店のサポートも大切かもしれません。
 確かにモデルによって使用している部品のグレードの違いがありそれが価格差になりますが、それは車の排気量や内装仕様の違いだと思えばよいのです。パソコンは使いやすさという面ではどのパソコンでも違いがないのです。異なるのは、各部品または機能単位(モジュール)のグレード(=スピード)なのです。ただ、そのグレードも日進月歩で進化しているので、その判断は難しいのです。約1年前の最上位機種は現在の普及機であるといえるくらいの発展途上製品なので、ある程度の覚悟(あきらめ)が必要です。
 あくまで出来ることを決めているのは特別な機能(デジカメ内蔵、DVDドライブなど)を除いてはパソコンというハードではなくソフトなのですから、どのメーカのどんな機種(ノートパソコンも含めて)を買ってきても出来ることは同じです。“欲張らずに安いパソコンを買って、最大限に使いこなす”ことの方が肝心だと思います。


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ドクター黒ひげのパソコン・コラム------------16

パソコンの中には
虫がいっぱい!



 夏が来たので、パソコンの虫についてお話しします。と言っても、季節に無関係なくいつでもその虫はパソコンの中に潜んでいます。
 すべてのパソコンには、数え切れないほどの虫が住みついています。どんなに清潔にしているお宅にも少なからずダニがいるのと同じです。パソコンの虫とは普通、ソフトの不具合のことを意味しますが、この虫のことをバグ(Bug)と呼んだりもします。動詞としてバグる、バグっている、というようにに使うこともあります。
 数あるバグのうち、どれがいつ発覚するのかは一般的には言えませんが、再現性のある既知のバグ(Known Bug)と呼ばれるものがあり、ソフトによっては広く公開しているものもあります。コンピュータ・ウィルスと異なるのは、それが悪意を持って作られたものではない!ということです。
 「パソコンにはたくさんのバグがある」ということを前提としないパソコン指導や教育は現状ではありえないでしょう。というのも、ハードもそうですが、ソフトはまさに生身の人間が作っているからです。いくらプログラミングの自動化やソフトのテスト方法が改善されてもそれを作るのもまた人間なのです。バグの大半は設計時に作り込まれます。今話題の2000年問題もこれに属することです。さらにプログラミング時の単純なミスもあります。ソフト会社が作る製品は、厳密なテストが膨大な時間と人数をかけて行われますが、実は製品出荷までには取りきれないバグはたくさん残っているのです。そのバグが致命的であるかどうかということと発生頻度がどうであるかが問題なのです。バグは本質的にゼロにはできませんから、できるだけ重大なものから潰していくわけです。そして残念ながら時間切れで出荷となる場合もあります。
 ソフトの作成段階では、それこそバグだらけです。それを一つ一つ取り除いていく工程をデバッグ(Debug)といいます。これも人が行う訳ですから、ひとつのバグを取り除いても注意深くやらないと全く予期しなかった新しいバグを生むいうことにもなりかねません。
 以上のことはすべてのソフトについて言えることです。どんなに有名なソフトでさえも時にはバグを見つけることがあります。最悪なケースはフリーズ(またはハングアップ)といってパソコンが止まってしまうのです。ですからそういう場合にも、冷静に対応する心の準備やパソコンに対する寛大な気持ちが必要となるのです。パソコンも人間同様、時にはミスをしたり間違えるのですから…。
 このコーナーについての質問や感想などをお待ちしています。


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ドクター黒ひげのパソコン・コラム------------15

インターネットの
超基本的なこと!



 基本的なことを知らないがために失敗したり恥をかいたりすることがありますね。結構インターネット(以下、Iネットと略します)の世界でも多いのです。今回は、Iネットについて皆さんに絶対に理解しておいて欲しいことをお話しします。
1.インターネットとは?
 Iネットはどこにあるのでしょう。家庭からは電話や携帯電話を利用してプロバイダという業者を通してIネットに接続します。ですから、Iネットは電話回線の向こう側にある世界なのです。確かに物理的に世界中に繋がっていますが、情報という流れが目に見えにくい性質のものでもあります。そこで文字や絵や音などのデータが流れている高速道路と考えるとよいと思います。その道に何を走らせるかは利用者が決めているのです。
2.Iネット・プロバイダとは?
 Iネットに接続するにはプロバイダとの契約が必要です。ほとんどのプロバイダはどこかのプロバイダの下に属しています。ネットワークの太い回線は、最終的に一般個人に細い回線となって割り当てているのがプロバイダ業者です。そこでプロバイダが何をしてくれるかというと、電話を通してIネットに接続してくれるのです。それ以上でもそれ以下でもありません。ただ、プロバイダ業者間の競争が激しいため、付加価値(おまけ)としてEメールアドレスをくれたり、ホームページを持つことができたりしています。
3.Iネットに接続するということは?
 接続するためには、プロバイダに入会し会員となることが必要です。この時、接続するパソコンや発信する電話番号は関係ありません。接続するためには、会員番号(ID)とそのパスワードが必要なだけです。ですから、どこの場所からも自分のプロバイダ経由でIネットに接続できるのです。複数のプロバイダと契約する必要は普通ないのです。
4.Iネットで何ができる?
 Iネットで使える機能でもっとも有名なものがホームページとEメールです。その他にもファイル転送(FTP)やネットニュースなど様々な機能があります。IネットとホームページとEメールの関係を正しく理解しておきましょう。
5.Eメールの誤解
 Iネットに接続することとIネットの機能であるEメールを利用することは別のことと捉えましょう。例えば自宅を離れて友人の家で自分のメールを読みたい場合には、友人のプロバイダでIネットに接続し、自分のプロバイダのメールボックス(サーバ)からメールを読むということができるのです。


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ドクター黒ひげのパソコン・コラム------------14

パソコンは表計算
ソフトの為にある!



 パソコンとは?と問われて、それに一言で答えることは本当に難しいですね。盲目の少年がゾウに触れたときの感想に似ているでしょうか。パソコンでできることは、それこそ“なんでも”と思える昨今ですが、しかし、敢えて言うとすれば「パソコンは表計算をやるもの」だと私は考えます。もちろん、プロのデザイナーやイラストレータの方には、画像ソフトがパソコンのすべてでしょうし、電子メールだけを楽しんでいる方には、パソコンは単なる通信機器かもしれません。
 しかし、パソコンは何といっても、“仕事をやらせる機械”です。画像ソフトやワープロソフトは絵筆や鉛筆の代わりとなって重宝するものですが、自動的に絵や文章を普通は作成してくれません。しかし、表計算ソフトは違います。手作業では不可能なこともほんの数秒でやってくれますし、どんな人にも必ず便利に使える可能性があるのです。
 ソフト指導をしている立場で言えば、ワープロソフトは「操作方法を教える」ことになります。画面に表示されて見えていることができることのすべてですので説明や指導も割合に楽です。一方、表計算ソフトでは、操作方法のほかに「利用方法を教える」ことが加わります。どう使いこなすか、その人にとってどう活用するのがよいのかという個別指導に重点が置かれるわけです。
 パソコンはビジカルク(表計算ソフトの草分け)と共に誕生しました。その後、マルチプランや123に進化していき、そして、Excelで完成の域に到達したのです。今では知らない人がいないくらいそのシェアは圧倒的です。それは、Excelが他のどんなソフトよりも重要なソフトであるからです。
 “表計算ソフト”とは、もはや的確な言葉ではありません。できることのごく一部しか表していないからで、電卓を賢くしたものが取りあえず表計算なのですが、さらに多くの計算やデータ処理が行えます。並べ替え、抽出や集計機能などは多くの人にとって必需品ですし、応用範囲は限りなくあるでしょう。さらに、自動処理実行などのプログラムが簡単に書けるすごさがあります。まさか、表計算ソフトを数ある中の単なるひとつのソフトだ、などと思っている人はいないでしょうね。


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ドクター黒ひげのパソコン・コラム------------13

Winパソコンと
Macの相互理解を!



 上のタイトルでも省略しましたが、WinとはWindowsでMacとはMacintoshのそれぞれパソコンのことです。(以下、同じです。)
さて、約5年以上もパソコンを使っている方はご存知だと思いますが、それ以前のパソコンと言えば、全く各社独自の設計のものでした。その当時パソコン店へ行く前には、どこのメーカのパソコンが良いかを事前に十分調査研究してから、というのがそれこそ正しい購入方法でした。(現在では、どのパソコンもできる事はほぼ同じなので、極論すれば安いのが一番!という買い方ができます。できる事を決めているのは中に入っているソフトなのですから。)しかし、Windows95の発売前後から、国内の各メーカは自社の独自設計のパソコンを作る事を次々と断念していったのです。そして現在、すべてのパソコンがIBM互換機になった(Macを除く)事は日本人のひとりとして非常に残念に思います。
 さて、もうひとつのパソコンであるMacは最近急速に人気を盛り返しつつあるようです。使いやすいという事で昔から人気のあったMacですがWinパソコンとの優位性の少なくなった今日でも立派に活躍しています。業界や人によってはMac一筋という人たちもたくさんいます。
 しかし大事な事はWin派とMac派の人たちが互いに理解をしなくてはならないという事です。Winパソコン全盛期と言っても約10人にひとりは確実にMacパソコンなのです。ですからお互いに他のパソコンの事は全く知らなくて良いと言ってはおれません。
 主要な売れ筋のソフトは両方に必ずありますし、作成されたデータ(文書や表データや画像など)は相互で読み書きができます。しかし、そこには知っておかなくてはならない最低限のことがいくつかあります。友人とデータファイルを交換するとき、またはインターネットでメールを交換する時にお互いに相手のパソコンの理解がないために非常に悩む場面に遭遇すると言う事です。
 今までは、単独のパソコンで印刷が主な目的だった時代では必要なかったのですが、これからのネットワーク社会では、WinとMacの両方(の最低限の知識)を知っておく必要があるということです。


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ドクター黒ひげのパソコン・コラム------------12

あなたのパソコンの
理解度をチェック!



 早いものでこの連載も1年になりますが、このところ毎回似たようなことを繰り返し書いているように思います。その内容はパソコンと付き合うための心構えといった精神論に片寄っているような気もします。ただ、限られた紙面の中で詳細な解説までは触れられませんし、また特定のソフトについての話題は避けたい訳でどうしても総論みたいになってしまいます。そこで、今回は初心者がパソコンを学ぶ上でのキーポイントについて、即ち、絶対に理解しておいて欲しい知識について触れます。
 以下のように質問形式にするとわかりやすいと思いました。あなたのパソコンに対する理解度チェックとなります。
設問:次の各問いについて説明せよ。
1) ファイルとフォルダーの違い
2) ショートカットアイコン(Macではエイリアス)の意味と使用上の注意点
3) メモリーとハードディスクのそれぞれの役割と違いについて
4) プログラムのファイルとデータファイルは何がどう違うのか

 さて、このような質問をしましたが、記述式なので本当に適切な回答をする為には、相当に幅広い知識が要求されるかもしれません。しかし、どのような回答かによってパソコンを本当に自分のものにしているかがよく分かるのです。これは私の指導経験からも言えると思います。(この設問は会社などでのパソコン要員募集時に使っても良いと思います。)
 実は、結構ワープロや表計算、グラフィックデザインソフトなどを使いこなしていると思われる人の中にも上記のことが、よくわかっていない人がいて私自身びっくりする事がよくあります。
 パソコンはそれこそ人によって様々な使い方がありますが、共通して言えることは「パソコンは整理する道具」なのだということです。あらゆる情報や自分の頭にあるものをパソコン上で具体化するものですが、各ソフトでそれができたとしても作られた沢山のファイルをどう整理し活用し、再利用したらいいのかがわかっていないと、高価なパソコンが本当にもったいないですよ。


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ドクター黒ひげのパソコン・コラム------------11

トラブル解決には先ず
マニュアルを読むべし!



 パソコンにはトラブルがつきものです。毎日のように問い合わせの電話を頂きます。大体最初の一言でその相談者のレベルが推測できますが、初心者の方は、普通適切な情報を与えてくれませんのでこちらから問いただすことになります。発生した状況、何をしたらどうなったのか、それは再現するのか等々です。当人にとってはトラブルには違いないのですが、残念ながら実はその中の大半は私に言わせればトラブルではないのです。
 ユーザーズ・マニュアル(取扱説明書のこと)を読みさえすれば書いてあることが多いのです。それもマニュアルの最初の方のページに太字で大きく書いてあったりするものだったりします。実際には、特にプリンターに関するトラブルに多いのですが。
 昔のマニュアルは相当分厚いものでした。機能を羅列しているだけの劣悪なもの、内容がこなれてなく読みにくいものでした。導入時の説明と機能の詳細な説明がごっちゃになっていることも多かったのです。今ではどこのメーカでも真剣にわかりやすい取扱説明書を書いています。内容は十分に吟味され整備され、そしてずいぶんと厚さも薄くなりました。メーカは時間をかけて作成しても、それを読んでくれる人が非常に少ないことに気がついたこともあるのでしょう。
 そんなに一生懸命書かれたものなのに、「なんでみんなマニュアルを読まないの?」と言いたいのです。何も読まないでおいて、わからないって言わないで欲しい、というのが本音です。読んでもわからなかった。だから誰かに尋ねるというのが正しいパソコンとの付合い方だと思います。
 パソコンは出来ること(機能)が非常に多いのですからその内容はきちんと整理し理解する必要があるのです。よく使う操作をマスターするためには時間をかければ出来ますが、同時にマニュアルでの学習もしなければなりません。英会話も同じです。実技重視の英会話教室だけでは英語は絶対に上達しません。家に帰ってからの辞書片手の勉強が欠かせないのです。
 そんなこと言っても読んでいるヒマがないんだ!と言われかねませんが、結局はパソコンをマスターするためには必要不可欠のことなのです。


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